創業融資について
これから創業する方や創業後間もない企業に対して、大変有利な公的融資制度があります。創業時の資金調達方法は限られていますので、公的融資制度を積極的に活用しましょう。公的融資制度には例えば次のようなものがあり、ほとんどの創業企業が対象となります。
日本政策金融公庫
- 融資額の上限
3,000万円(内・運転資金1,500万円)
- 金利
1.6ー2.9%
- 返済期間
運転5年・設備10年以内(据置6ヶ月以内)
東京都制度融資:創業融資(各都道府県・市区町村によって異なります)
- 融資額の上限
2,500万円
- 金利
1.9ー2.7%
- 返済期間
運転7年・設備10年以内(据置1年以内)
中央区制度融資:創業支援資金(各都道府県・市区町村によって異なります)
- 融資額の上限
1,500万円(必要額の1/2)
- 金利
実質1.1%
- 返済期間
7年以内(据置6ヶ月以内)(2/3保証料補助あり)
創業融資の実態
しかし、実際には申込者の約8割が融資を断られています。
それは3つの勘違いからくる『準備不足』が原因です。
- 勘違い1通常融資は貸し渋りでも創業融資は簡単に出る
銀行にとって貨幣価値はどちらも同じ。審査の厳しさも同じです。
- 勘違い2作成する書類の量が少ないので書類作成が楽だ
書ける量が少ないからこそ、いい書類と悪い書類の差がハッキリつくのです。
- 勘違い3創業後2年以内まで申請できるから、資金が必要になってからで良い
個人と違って手元資金がなくなってからでは借りられません。また、創業後3ヶ月を過ぎると難易度が非常に高くなります。
融資獲得のポイント
それでは、融資を獲得するにはどうすれば良いのでしょうか。
3つのポイントがあります。
- ポイント1説得力のある「創業計画書」を提出する
これまでの実績がない分、今後の見通しがより厳しく見られます。
売上や経費の根拠、資金使途、返済原資を明確に示す必要があります。
(例:有名な会社と取引が決まっている場合は、契約書等がまだなくても 取引の内容が分かるFAXやメールを添えれば効果的です。) - ポイント2「面接」では自分の経験、能力、熱意をアピールする
面接では、経営者としての能力を総合的に見られます。
聞かれたことに答えるだけではなく、自分を売り込む姿勢が必要。
(例:5年以上の業界経験を有し、市場動向や自社の強み・弱み等を 熟知している。マネジメント経験がある。) - ポイント3「実地調査」では滑り出しの順調さをアピールする
設立はしたけれど開店休業状態では、融資は受けられません。
事務所はすでにキレイに整えられて、事業が始まっていることを印象付けましょう。
(例:事務所の前に社名が入った立派な表札がある。あちこちから取引の電話がかかってきて忙しそうである。)
創業融資は1発勝負です。通常の融資とは違い、何度でも申し込めるものではありません。
創業計画書、面接、実地調査の3つの準備ができて、はじめて融資の申し込みをすべきです。
そのための支援を当社が行います。
融資獲得までの流れ
1)自力で申し込む場合
2)当社が支援する場合
当社では、以下のような流れで創業者様の融資獲得をご支援致します。
「公的融資についてもう少し知りたい」、「ウチでも融資を受けられるのか聞きたい」という方は、 是非お気軽にお問い合わせください。お電話またはEメールにて受け付けております。
【TEL: 03-6202-2333/Eメール:】
もっと詳しく話を聞きたいという方には、当社専任コンサルタントが面談にて直接アドバイス致します(初回面談無料)
融資の申し込み手続きや、審査のポイントについて説明致します。
希望者には、当社が融資獲得までご支援致します。そして、まず初めに必要になるのが創業計画書の作成です。創業計画書は、記入欄を埋めただけでは融資はおりません。
社専任コンサルタントが、プロの目から見て“借りられる” 創業計画書に 仕上げます。
面接は本番当日ではなく、事前の準備で勝負が決まります。
面接時には「どんな質問が出て、どう答えるべきか」、「どのような書類を 準備し、どのタイミングで見せるのが効果的か」を 伝授します。
申し込みから1週間程で面接の連絡がきます。
当社専任コンサルタントが、実地調査に向けアドバイス致します。
面接対策のとおり、本番に臨んでいただければ大丈夫です!
面接のすぐ後に、実地調査が行われます。「やる気」と「活気」を感じてもらえれば、成功です!
面接後、2週間前後で融資が実行されます。
当社では、年間250件を超える融資相談に裏付けされたノウハウのもと、事業計画書の作成から面接、実地調査対策までフルサポート致しております。
創業時の資金調達は、当社専任コンサルタントまでお気軽にお問い合わせください。